筑後市 羽犬塚 はぴねす鍼灸接骨院(整骨院)

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膝蓋骨脱臼


2015.04.18

 

症状

膝蓋骨脱臼は、大腿骨と膝蓋骨からなる膝蓋大腿関節に起こる脱臼で、膝蓋骨が正常な位置からずれてしまっている状態のことをいいます。

膝蓋骨が脱臼すると次の様な症状が現れます。

<主な症状>

膝を曲げると膝蓋骨が外側にずれる、もしくは外れる。

膝に痛みがある。

膝に力が入らない、ガクッとする。

関節内に出血や腫れがある。

 

 

膝関節の骨格 【膝蓋骨とは?】

膝蓋骨とは、膝のお皿とも呼ばれている膝の前面にある骨で、人体の中で最も大きな種子骨となります。

種子骨は腱の中に埋まっている骨のことで、膝蓋骨の場合は、大腿四頭筋腱の中に埋まっています。

膝を曲げている状態では、大腿骨の溝部分に収まる様な構造になっています。

膝蓋骨は、膝の曲げ伸ばしの際の筋肉の収縮を脛骨に伝える滑車の様な働きをしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

な原因

膝蓋骨脱臼は、ジャンプの着地やダッシュ後の急停止、急激な方向転換、膝を曲げた状態での外力などにより多く発生します。

多くは大腿骨に対して外側に脱臼し、膝を伸ばす太ももの筋肉である大腿四頭筋が急激に収縮したときに起こるとされています。

外傷をきっかけとして起こることが多いですが、大半の例では何らかの素因が存在します。

生まれつき大腿骨溝の外側の山が浅かったり、膝蓋骨が上方にあって大腿骨に深くはまっていなかったり、膝蓋骨をとめておく靱帯がゆるんでいたりする人は膝蓋骨脱臼が発生しやすいとされています。

また、比較的女性に多く起こりやすいとされ、X脚や膝の関節がやわらかすぎる人、膝の内側の筋力が弱い人などいくつかの原因が考えられます。

脱臼した際は自然に整復されることがほとんどですが、一度受傷すると再発する傾向があり、脱臼が習慣性となりやすいのも特徴です。

また、外傷時や脱臼後に元の位置に戻る際に、膝蓋骨や大腿骨がそれぞれにぶつかることで骨軟骨損傷を伴う場合もあります。

治療

膝蓋骨脱臼の治療方法では、まず、保存的治療が行われます。

保存治療では内側広筋や股関節内転筋群を中心とした筋力トレーニングと腸脛靱帯のストレッチ等のリハビリを行っていきます。

脱臼を繰り返し、スポーツ活動や日常生活に支障をきたす場合などには手術が適応されることもあります。

手術治療の場合には、主に、内側膝蓋大腿靱帯再建術などが行われます

 

はぴねす鍼灸接骨院では、早期回復が望める酸素カプセルや鍼灸治療を併用して行う場合があります。

また、治癒後はリハビリトレーニングも行っています。

膝蓋骨脱臼の疑いがある場合は、お気軽にご相談ください。

 


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