2025.10.07
※数年前の施術記録をもとに再構成しています。
同じ症状に悩む方・保護者様の参考になれば幸いです。
個人が特定されないよう十分に配慮しています。
【来院時の状況】
今回は 高校1年生の剣道部の女子生徒さん。
稽古中、素振りのスピードを上げた際に
右胸のあたりにズキッとした痛みが走り、その後腕を上げにくくなったとのこと。
「胸の前を伸ばすと痛い…」と心配した保護者様と一緒に来院されました。
【まずはしっかり確認】
胸部はデリケートな部位のため、
極力肌を露出しないように配慮して評価・施術を行いました。
【確認内容】
右腕を前に上げる、横に開くと胸の付け根に痛み
道着の上から軽く押しても痛みあり
腫れ・熱感なし
→ 軽度の大胸筋損傷+筋硬結の疑い
心の声:胸はとても繊細な場所。触れ方と言葉がけは特に丁寧にいこう。
【1回目の施術】
肌の露出を最小限にし、必要部位をピンポイントで施術
深層の緊張を和らげる手技療法
電気治療は服の上からは行えないため未使用
保護者様へ原因・注意点を丁寧に説明
私:「炎症は少ないけど、胸の筋肉が固まっとるね。無理のない範囲でゆるめていくよ。」
生徒さん:「お願いします…」
私:「痛みが出そうなときはすぐ言ってね。無理はせんで大丈夫やけん。」
心の声:安心してもらえたかな。ここは信頼の積み重ねやね。
【施術後】
押した時の痛みが軽減
腕の上げやすさが改善
保護者様へ「一時的に張り感が出る可能性」「稽古は控える」ことを説明
→ 無理のない生活レベルで過ごしてもらうようお伝え
【2回目(初診から2日後)】
【問診】
私:「昨日・今日で胸の痛みどうやった?」
生徒さん:「昨日は少し張ったけど、今日はだいぶ楽です」
保護者様:「腕を上げる動きもスムーズでした」
【確認】
圧痛の軽減
腕の挙上や外転がよりスムーズ
順調に回復しているが、稽古復帰はまだ早い
心の声:いいペース。焦らず、もう少し丁寧に仕上げていこう。
【2回目施術】
必要最小限の肌露出で、大胸筋〜肩前部へ深部アプローチ
ストレッチ・筋膜リリース中心
電気は使わず、手技で調整
【3回目(初診から7日後)】
【問診】
私:「胸の痛みや違和感はどう?」
生徒さん:「全然ないです!竹刀振れます!」
私:「よし!でも再発予防の期間を少し作ろうね。」
【確認】
痛みなし
可動域フル
筋肉の硬さも解消
→ リハビリメニューへ移行
【3回目施術】
肩甲骨〜胸部の動きのバランス調整
自宅でできる軽い体幹トレーニング&ストレッチを指導
保護者様へ稽古復帰のタイミングを説明して終了
心の声:剣道は反復動作が多いけん、ケアの理解があると再発はぐっと減る。
【所見まとめ】
今回は 高校1年生・女子剣道部の大胸筋軽度損傷+筋硬結のケース。
胸部の施術は特に配慮が必要なため、
肌の露出を最小限にし、安心できる環境を保ちながら施術を行いました。
痛みの改善だけでなく、
生徒さん・保護者様双方の不安を減らしながら進めることが
スムーズな回復につながった症例でした。
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院長:永田






