2022.05.01
子どもを交通事故から守るために、知っておきたい“4つの特性”
※国民共済の「あんしんのタネ」・ナカニシヤ出版「子どものための交通安全教育入門」を参考
春になってランドセルを背負った新入生の姿を見ると、心が和みますよね。子どもたちだけで登下校したり、遊んだりするのは微笑ましいことですが、気をつけておきたいこともあります。
子どもの交通事故・・・・
子どもが事故に巻き込まれる原因として、「感情がコントロールできず、突発的な行動をとってしまう」といった特性が挙げられます。今日からご紹介する4つの特性と対処法を把握したうえで子どもに向き合い、事故を防ぎましょう。
1.感情のコントロールができず、衝動的な行動をとる
<危ない事例>
・遊んでいるときに興奮したり、怒られたあとにイライラしたりして、「急に走り出す」「うろうろ蛇行する」など予測できない行動をとることがある。
・悲しいことがあると泣いたりうつむいたりして、周りが見えなくなる。
これらの行動をとるのは男の子の方が多いような気がします。
学生時代に遺伝子学の授業で教授から「男の染色体はXY・・・XYは奇形なんやぞ!だから男の方が短命やし、体が弱いんや!」と教えて頂いきました。
小学生の低学年まで空気を読まずに突発的な行動をとる男の子がクラスに1人はいませんでしたか?
遺伝子学的に仕方が無い事らしいです(笑)
しかし、そのような子供も年を重ねるごとに落ち着くようです。
たまに大人になってもピーターパンみたいな人もいますけどね(笑)
<事故を防ぐために>
まずは、子どもが外に出る際は、なるべく子どもの状態を確認して、普段と様子が違っていたら会話をするよう心がけましょう。もし興奮していたら落ち着かせたり、うつむいていたら話を聞いてあげたりすると安心です。
あらかじめ、「急に走り出すと、道に飛び出て車とぶつかることもあるよ」「うろうろ歩くと車や自転車が避けてくれないよ」「あそこの道は危ないから気を付けてね」など、道路で歩くときに遭遇しそうな危険なことをなるべく具体的に教えてあげましょう。
筑後市は大きな排水溝や見通しが悪い交差点もあるので事前に気を付けるように教えましょうね。
次回は”子供は一点に集中しがちで、周りの安全確認ができない”を紹介します。