2022.05.04
子どもを交通事故から守るために、知っておきたい“4つの特性” ③
~子供は視野が狭く、視覚・知覚能力が十分に備わっていない~
※国民共済の「あんしんのタネ」・ナカニシヤ出版「子どものための交通安全教育入門」を参考
子どもが事故に巻き込まれる原因として、「視野が狭く、視覚・知覚能力が十分に備わっていない」といった特性が挙げられます。今回ご紹介事故の特性と対処法を把握したうえで子どもに向き合い、事故を防ぎましょう。
~子供は視野が狭く、視覚・知覚能力が十分に備わっていない~
<危ない事例>
・子どもは「みぎ、ひだり、みぎ」と首を振って、周囲を確認したつもりで歩き出すが、実際は確認が不十分で危険なことがある。
・信号を守って横断歩道を渡るということは理解できても、「左折車や、対向車線の右折車に巻き込まれる危険」については理解が不十分で、横断歩道の端などを歩いてしまう。
大人になっても十分に備わっていない方もいらっしゃいますね(笑)
私も視野は狭い方です(笑)
目の前にある物を探せません。よく妻に「そこ!そこ!目の前にあるよ!」と言われます。
例えば冷蔵庫内の調味料など・・・・
男の人は多いようです。代わりに地図等を見るのは男性の方が得意とか聞いたことがあります。
しかし、調べたら視野・視覚・知覚機能は訓練すると男女関係なく向上すようですよ。
<事故を防ぐために>
子どもは大人に比べて視野が狭く、また、車が接近しているかどうか理解するのに約2秒かかるとされています。
つまりパッと首を振っただけでは認識が不十分なのです。
一緒に外へ行き、子どもが「みぎ、ひだり、みぎ」を確認したときに何が見えたか聞いて、足りなかったところを教えてあげることが効果的です。
また横断歩道で、特に大型車など小さい子どもが死角に入りやすい車の左折による巻き込み、対向車の右折による巻き込みには注意しなければなりません。
そのために信号が青でも安全確認する必要があることを教えてあげましょう。
たまにトラックの安全窓の所(助手席の足元)に荷物を置いてる運転手さんがいます。
あれ・・・・見えるんですかね?