2022.04.10
毎朝の通勤時(7時25分頃)JA共済のラジオCMで、「親子で通学路を調べてみてください。一緒に歩いて危ない場所を確認し、何に注意を払うべきか繰り返し話してください!」と耳にします。ラジオで思いを発しているのは風見しんごさん。同時10歳だった娘さんを交通事故により亡くされています。事故現場は通学路の横断歩道だったようです。私も3人の子供がいます。大切な命・・・
交通事故は何時、誰が起こすか分かりません!
自分は大丈夫と絶対思わないでください!
私も通勤路は通学路の場所です!
親御様が大事に大事に育てている命が目の前に毎日あります。
この子供たちの命が危険に犯されることが絶対にあってはいけません!
そこで今回、福岡県警察本部交通部が発行した“幼児・児童等にかんする交通事故発生状況について
“の一部を紹介したいと思います。
平成28年から令和2年の5年間
1幼児・児童(死者・重傷者)に関する交通事故発生状況
〇状態別では、幼児の約6割、児童の約7割が歩行中
〇月別歩行中幼児・児童では6月(19人)、5月(15人)の順で多い。
2歩行中の幼児(死者・重傷者)に関する交通事故発生状況
〇時間帯別では、16時~17時台(10人)14~15時台(8人)の順で多い。
〇自宅から事故現場までの距離別では、50m以下(10人)は約3割
3児童(死者・重傷者)に関する交通事故発生状況
〇学齢別では、小学生1年生(42人)が最多で、うち約8割が歩行中(32人)
〇歩行中・自転車乗用中の時間帯別では、16~17時台(70人)14~15時台(32人)の順で多い
このデータから考えられることは、小学低学年の下校中、もしくは近所で遊んだ帰り道が多いようです。
朝の通学時は保護者の皆さんや学校関係者の方々が通学路に立ち見守っているおかげで交通事故が少ないのかもしれませんね。
運転をする私たちにできる対策は、“夕方に115㎝位の子供(テニスコートのネットの高さ)が飛び出してくるかもしれない!”と警戒しながら運転して行くことなのかもしれませんね。
特に5月!6月は気を付けましょう!
院長:永田