2025.10.21
※この投稿は施術体験をもとにした症例自伝です。
同業の治療家の方々や、似た症状に悩む方へのヒントになれば幸いです。
なお、個人情報保護のため内容は過去の症例に基づいています。
【今回の患者様】
高校1年生の女子。バレーボール部でレシーブ・スパイク練習が連日。
ジャンプの着地後、腰の中央〜お尻の少し上あたりに「ズキッ」と鋭い痛みが走り、そこから前かがみも反る動作も怖くなってしまい来院。
女子バレー部に特に多いパターン。
翌日、起き上がる時や歩くたびに痛みが増し、授業中も姿勢を保つのがつらかったとのこと。
【原因は?】
――「原因が分かれば、8割は治ったようなもんだぞ」
いつもの恩師の言葉を思い出しながら、今回も地道にチェック開始。
起き上がり・反ると痛む(伸展痛陽性)
片脚立ちで痛み増悪
腰椎の棘突起周囲に圧痛
右の腰方形筋・大殿筋の過緊張
ハムストリングの柔軟性低下
反る動き(伸展)で痛みが強い
片足ジャンプで再現痛
→ 結論:腰椎分離症の疑いを含む、オーバーユース性腰痛(伸展ストレス型)
※女子高校生のバレー部で非常に多い典型パターン。
心の声:この年代のバレー部は本当に多い。ジャンプ・着地・反復スパイクで背骨への負担が積み重なる。
【1回目施術】
痛む場所だけではなく、
骨盤〜腰部〜大腿後面の“伸展ライン”全体を調整。
腰背部の緊張ポイントへ浅刺+低周波通電(反応良好)
腰方形筋・大殿筋のリリース
体幹伸展時の詰まり改善アプローチ
ハムストリングと殿筋の柔軟性調整
骨盤前傾過多による負担のリセット
女子:「あ、痛みがひく感じします…」
私:「OK、しっかり反応しとるばい。今のうちに原因ごと取っていくけんな」
心の声:素直に感じた変化を伝えてくれる子は治療計画が作りやすい。
【施術後】
伸展時痛はやや軽減
圧痛が30%減
前かがみの動作が少し楽に
腰回りの張りが明らかに減少
→ 「炎症と疲労が重なっている状態」と説明し、無理に部活へ戻さず2日後の再診へ。
【2回目(初診から2日後)】
【問診】
私:「前回から調子どう?」
学生:「翌日はまだ痛かったけど…今日は結構動きやすいです!」
私:「10段階で?」
学生:「10 → 6くらいです」
【触診】
腰椎棘突起部の圧痛 40%減
腰方形筋の緊張は半減
伸展時の痛みは残るものの改善
片脚立ちでの痛みが軽減
【施術】
腰背部深層筋のリリース
大殿筋・中殿筋のアクティベーション
ハムストリング伸張性の改善
体幹安定テーピング
円皮鍼で腰部の緊張管理を24時間サポート
学生:「立ち上がるのがだいぶ楽です!」
心の声:いい流れ。このまま戻しきる。
【3回目(初診から6日後)】
【問診】
学生:「もうほとんど痛くないです!ジャンプも軽くならできました!」
私:「よし。ただし“全力ジャンプ・スパイク解禁”はまだあと3日待とうね」
【触診】
圧痛ほぼ消失
前屈・後屈ともほぼ左右差なし
片脚ジャンプも痛みなし
体幹の安定性が向上
【施術】
体幹〜股関節の連動ストレッチ
再発防止の殿筋・腹横筋トレ
ジャンプ着地のフォーム指導(腰部の衝撃吸収)
【所見】
今回の症例は、
バレーボール特有の「ジャンプ・着地・反復スパイク」で腰椎へ伸展ストレスが蓄積し発症した女子高校生に非常に多いオーバーユース性腰痛でした。
施術では、腰椎への牽引ストレス分散、体幹と股関節の連動改善、ハムストリング・殿筋の機能回復、着地動作の改善
を徹底し、短期間で 「痛みゼロ+動作再構築」 まで到達。
高校バレーは練習量が多く、再発しやすい傷病ですが、正しく管理すれば十分に改善します。
【保護者の方へのメッセージ】
女子高校生のバレーボール部に多い腰痛は、
疲労 → 痛み → 部活 → 再発
というループに入りやすい傷病です。
しかし、腰への負担を減らす筋バランス調整
股関節周りの柔軟性回復
正しいジャンプ・着地動作
練習量の見直し
これらを行うことで、無理なく元の競技レベルへ戻れます。
今回のお子様も、こちらの指示をきちんと守ってくれたことで、短期間でしっかり回復できました。
焦らず段階を踏めば必ず良くなりますので、どうぞ安心してご相談ください。
【当院からのご案内】
運動部の学生さんには、施術に加えて
定期的なセルフケアとして「Mediture Ligh(メディチュアライト)」を活用することをお勧めしています。
深層の筋緊張をやわらげる
疲労回復を早める
練習後のクールダウン代わりに使える
自分でできるので継続しやすい
特にバレー部のように腰へ負担がかかる競技では、
**“痛くなる前の予防ケア”**として非常に効果的です。
「練習の合間や大会前後に Mediture Ligh だけでも受けに来る」
そんな利用の仕方をしてくれている学生さんも多いです✨
痛みが強くなる前に、ぜひ気軽にご利用ください。
ストレッチや予防法は
「はぴねす鍼灸接骨院・はぴねす接骨院」ホームページに掲載中です。
院長:永田







