2015.03.17
ウォーキングの効果は、歩くと全身の筋肉に適度な刺激が伝わるので、まず筋肉が衰えにくくなります。
筋力は40代をすぎると衰えるスピードがぐっと速くなります。
これからも元気に過ごすためには適度な筋力が必要なので、今の状態をなるべくキープし続けたいものです。
ウォーキングは有酸素運動です。
適度なスピードで10~15分歩くと脂肪が燃焼しはじめるので、生活習慣病の予防になりますし、また心臓や肺も徐々に強くなって、息切れしにくくなります。
シニアの方で多いのが、体のゆがみや筋肉の衰えが原因で膝や腰に痛みが出ている方です。
正しい歩き方をすれば、必要な筋肉がついて、だんだん調子もよくなっていきます。
身体の不調は歩いて治すというくらいの気持ちで始めてみましょう。
また、さまざまな発見ができるのもウォーキングの魅力。車や自転車では気づかない風景に出会えます。
道ばたの花で季節を感じたり、野鳥のさえずりに耳を傾けたり、新しいお店を発見したり。そんな発見や、知らない道を歩くことは脳への良い刺激にもなります。
まずは家の近くを歩いてみましょう
まず、朝食の前に近所を散歩してみましょう。
最初は10~15分くらいを目安に、鼻歌が歌えるくらいのペースで。服装も専用のものでなくて、動きやすいウェアで充分です。
歩くことに慣れてきたら、少し遠くまで足をのばしてみましょう。舗装された平坦な道がいいので、広い公園のジョギングコースや遊歩道がオススメです。
ウォーキングは目的に合わせて歩き方を変えると、より効果的です。
例えば「肥満を解消したい」なら“早歩き”で10分以上歩いて、とにかく脂肪を燃焼させるようにします。
また「骨を強くしたい」なら、骨に刺激を与えたいので、“日中に歩いて”“かかとから着地”することを意識しましょう。
「糖尿病を予防したい」なら、糖を消費するように時間のある時には“1日に何回も歩くようにする”“できるだけ毎日歩くようにする”と効果があります。
どんな効果があるかを知っておくと、途中で辞めたりしませんね。
ウォーキングを続けるために仲間を見つけるのもいい方法です。一人でもくもくと歩いていると頑張りすぎてしまって長続きしないもの。おしゃべりしながら歩くと楽しさも増えます。30分~1時間くらい歩けるようになるといいですね。
シニアの方には“水中ウォーキング”と“ポール(スキーのストックのようなもの)を使ったウォーキング”もオススメです。
水中ウォーキングは、関節への負担が少ないのに、水の抵抗で運動消費量が多い効率のよい運動といえます。
ポールを使ったウォーキングは、両手で持ったポールを地面につきながら歩くので、膝や腰への衝撃が分散できて、負担が軽くなります。またポールを地面につくことで、普通に歩くよりも二の腕や肩の筋肉がほぐされるというメリットもあります。
いつものコースに飽きてしまったら、イベントに参加するのもいいでしょう。ウォーキングイベントには自然の中を歩くもの、ゲーム要素が入っているものなど色々あります。インターネットや地元の広報誌などで調べて参加してみましょう。
はぴねす鍼灸接骨院では、運動の指導・ストレッチ指導を行っています。
また、ケガでお悩みの際はお気軽にご相談ください。
有酸素の補助として酸素カプセルがおススメですよ♪
酸素カプセル治療は、予約が必要です。