2021.10.15
今回は、2.睡眠についてご紹介します!
なぜ、免疫力を高める為に睡眠が重要かというと、
眠り始めて2~3時間が経過すると成長ホルモンが分泌され始めます。
成長ホルモンは子どもだけに重要なわけではなく大人にとっても大事なホルモンなんです!
大人にとっての成長ホルモンは壊れた細胞を修復したり、
疲労回復をすることで免疫力と密接な関係を持っています。
また、ストレスを解消してくれる効果もあります。
ストレスには自律神経が深く関与しています。
起きて活動しているときは交感神経が優位に働き、
脳と身体が興奮状態になっています。
逆に睡眠をとっているときは副交感神経が優位に働き、
落ち着いた状態になり身体を休めています。
この交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで免疫力は保たれています。
過度なストレスがかかると交感神経の働きが活発になり、免疫力低下に繋がってしまうのです。
では、質の良い睡眠をとるためのポイントをいくつかご紹介していきます!
・8時間以上の睡眠
睡眠時間が平均7時間未満の人と8時間以上の人を比較すると
7時間未満の人のほうが約3倍も風邪をひきやすいというデータが報告されてります。
免疫力を高めるためには睡眠時間が重要だということがわかると思います。
・食事は睡眠の3時間前に済ませる
就寝直前に食事をすると、消化の働きが活発になり、脳や身体が休めなくなってしまいます。
・お風呂のお湯はぬるめに
一時的に体温を高めて、もう一度下げると眠気を誘発するので、脳に睡眠のサインを知らせるのに効果的です!
また、お湯に浸かり体温が上昇すると血液と免疫細胞の循環がよくなり、免疫力がupします!
しかし、お湯の温度が高すぎると交感神経が活発になりすぎ、血圧が上昇し心拍が早くなったりして、
逆効果になることもあるので、お湯の温度は38℃~40℃が最適です!
・寝る前にお酒やカフェインを摂取しない
寝る前にお酒やカフェインの摂取をしないことは、睡眠の質、ひいては免疫力を高める上で無視できません。
これらは覚醒作用を持ち、交感神経が副交感神経よりも優位になるため、身体が休まらなくなってしまいます。
ご紹介した4つのポイントは今晩からでも実践できるようなことばかりだと思うので少し意識して行ってみてください!!
また、夜中々寝付けない、寝てもすぐに目が覚めてしまうなど
睡眠の事でお困りな事があればご相談下さい!