2015.10.23
簡単に言いますと、冷え性とは体の手足などがいつも冷たい状態のことです。
冷え性と言うように体質が影響するようですが、生まれつきの冷え性体質は無く、日常生活や食生活などによって体質が冷え性になると言われています。
本来、人体は体温を保つための熱を作り出し、熱を保つための機能があり常に温かい状態なのですが、体にエネルギーを運ぶ血流が悪くなると毛細血管までエネルギーが行き渡らなくなるために体が冷える状態になり、寒いとか冷たいと感じるのです。
冷え性の人は手足などが冷たく感じるだけでなく様々な体の不調も顕在化します。
顔色が悪くなる。
片頭痛がする。
体を動かすと倒れそうになる。
熟睡できない。
疲れやすい。
など、様々な体の不調が現れます。
また、冷え性は気力や集中力にも影響しますし、精神状態にも影響して、イライラする、落ち着けなくて仕事に集中できないなど、症状と呼べるような状態になることがあります。
冷え性は夏でも手や足が冷たく、中には痛みを伴う人もいます。 ところが、自分が冷え性であることに気づかない人もいます。
しかし、疲れた場合、冷え症が根本的な原因ということもありますから、早めに気づいて冷え性を改善するようにしなければなりません。
その意味では冷え性はいわば未病とも言えるでしょう。
自分では気がつかないうちに体の不調が進んで、冷え性が進行する場合も往々にしてありますから、手足が冷えるような場合は気をつけなければなりません。
主な自覚症状としては、手足がいつも冷えていて、なかなか温まらない、肩こりがひどい、朝起きるのが辛い、暑い夏の日でもほとんど汗をかかない、トイレが近い、顔色が悪い、疲れやすい、熟睡出来ない、下痢や便秘を繰り返す、などです。
冷え性の現われ方にはこの他にもイライラする、集中力がないなど、様々で決して軽視することができないものですから、自分の体や体調にこのようなことが無いかどうかを考えてみましょう。
はぴねす鍼灸接骨院では、冷え性改善・基礎体温向上の治療を行っています。
冷え性・基礎体温等でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
院長:永田