2017.04.01
1日のうちで、髪が最も成長する時間は、寝ている時です。
それは、寝ている間に頭皮の細胞を修復する成長ホルモンが分泌されるからです。
成長ホルモンは子供の成長に重要な役割を果たすものですが、大人になってからも良い働きをしてくれます。
睡眠中に成長ホルモンが大量に分泌されることで、体の傷ついた細胞を修復して、疲労を回復してくれるのです。
そんな成長ホルモンは、頭皮の細胞を修復したり、新しい細胞を作り出したりしてくれるので、
薄毛・抜け毛の予防にとって大切な働きをしています。
それが、睡眠不足になると成長ホルモンが十分に分泌されないため、
頭皮が十分にケアされず、薄毛や抜け毛が進行してしまうのです。
また、寝不足になると体のコンディションが万全になりません。
そこで、脳は体のコンディションを整えるために指令を出します。
そんなとき、脳からしたら、髪というのは重要性が低い部分なのです。
髪がなくなっても命が危険にさらされるわけではないですよね。
しかし、例えば小腸の働きが低下してしまうと、栄養を上手く吸収できないので大変です。
なので、寝不足による疲労を回復する際に、頭皮のケアはかなり優先順位が低くなります。
つまり、睡眠不足になると、頭皮に十分に栄養が送られず、それが薄毛や抜け毛の原因になるのです。
頭皮ケアを考えると、夜は12時までに眠ることが大切です!
睡眠中に成長ホルモンが大量に分泌されることで、髪の成長や頭皮の修復が促進されます。
そして、特に成長ホルモンが分泌されやすい時間というのが、夜の10時~深夜2時の間になります。
頭皮ケアのために色々とやれることはありますが、まずは睡眠の重要性を見直すことが大切です。
睡眠時間を確保するための努力をして、より深い睡眠をとるためにできることを考えてみて下さい。