2015.02.23
症状
肉離れは筋肉の一部分が断裂した状態で、損傷部に痛みや腫脹、皮下出血などの症状が発生します。 痛みは特に運動時に生じるのが特徴的です。また、重度の場合には歩行困難となることもあります。
<主な症状>
損傷部の痛み(特に運動時)
腫脹
皮下出血
歩行困難
筋肉の構造
筋肉は、骨格筋・平滑筋・心筋の3種類があります。 骨格筋は腕や脚等の骨格をつなぐ筋で骨を動かす働きをしています。平滑筋は内蔵を構成する筋、心筋は心臓を動かす筋のことです。 肉離れが起こるのは骨格筋の部分で、骨格筋は筋線維(骨格筋細胞)が集まり構成されています。
主な原因
肉離れは、筋肉が収縮している際に強い張力が加わることで筋組織が断裂します。 ハムストリングや腓腹筋に生じることが多く、陸上やラグビー、テニス、バトミントンなど瞬発的な動きをするスポーツでよく発生します。
治療
受傷時はRICE処置(R;rest:安静、I;icing:冷却、C;compression:圧迫、E;elevation:挙上)を行い、痛みや腫れを軽減させる治療を施します。 症状が軽減してきたら、温熱療法や物理療法、ストレッチや筋力強化トレーニング等の運動療法を行います。
はぴねす鍼灸接骨院では、治癒後のリハビリトレーニングも行っています。
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