2022.07.19
起床後、左肩に痛みが出て上がらないとの事で鍼治療を行いました。
画像をよく見て頂いたら、赤い線状のものが見えると思います。
これは東洋医学でいう瘀血(おけつ)という状態です。
〔瘀血とは?〕
瘀血とは血の流れが悪くなり、滞っている状態です。
瘀血になり血流が滞ると、特に末端の流れが悪くなりやすく、手足の冷えが起こりやすいと考えられています。
また、上半身に比べると下半身の流れの方が悪くなりやすく、その為、瘀血では」冷えだけでなく、のぼせの症状も起こりやすいと言われています。
〔日常生活での予防〕
1、身体が冷えると血流が悪くなり瘀血になりやすくなります。日頃から身体を冷やさないように心がけましょう。
2、積極的に筋肉を動かしましょう。動かすことでポンプのような役割を果たし、血流をアシストしてくれます。ストレッチやヨガ、ウォーキングなど、無理のない範囲で続けましょう。
3、揚げ物や肉中心の食事、脂肪の多い食品の取りすぎは血の巡りを妨げる原因になります。食べる量は適量に、野菜と一緒に食べるなど食生活を見直しましょう。
今回はこの瘀血を取り除くような鍼治療を行っています。
瘀血を取り除くことで血の巡りを良くし、症状を改善させていきます!
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