自分の体質を考える
2016.07.21
冷え性は陰性体質とも言われますが、
反対に極度の暑がりの陽性体質の場合にも冷え性とは別にかかりやすい病気もありますから、
自分の体質を知っておくことは大切なことです。
ではどうすれば自分の体質を知ることができるでしょうか。
それにはチェックシートを用意して、多くの項目をチェックすることで自分の体質を調べることです。
ここで冷え性である陰陽体質の特徴を取り上げたチェック項目を示します。
大体30項目ぐらいのチェックで体質の傾向が分かりますが、
可能な限り多くの項目をチェックするほうが、
より細部に亘る体質傾向が判断できるでしょう。
チェックの仕方は、陰性に当てはまる場合は-1、陰性でも陽性でも無い中性は±0、陽性を+1
として計算します。
−に傾くほど強い陰性、+に傾くほど強い陽性です。
体には陰性も陽性も良くありません。
良いのは中性〜やや陽性なので、
チェックシートで陰性傾向や陽性傾向が強い場合は体質改善をする必要があります。
実際のチェックシートは膨大な項目に亘りますからここでは省略させてもらいますが、その1例を次に示します。
容姿としては、実測体重÷身長−100として、0.95未満は陰性体質で、
0.95〜1.05だと中性で、問題はありませんが、1.05以上だと陽性です。
例えば体重が50kgで身長が150cmの場合は、50÷150−100ですから、結果は0.99で、中性です。
体重が48kgで身長が163cmでは48÷163−100ですから、これも0.99で問題はないでしょう。
こうして計算すると殆どの人は中性に属するようですが、
中性なら冷え性にならないという保証はありませんから、十分な注意が必要です。
次にプロポーションから見た場合、陰性の体質の人は下半身が太り気味の人が多いようです。
上半身と下半身のバランスがとれている体型の人には中性体質が多いようです。
そして、筋肉質は一見良いように思われますが意外と陽性体質の人が多いようです。
体型は生まれつきの場合も多いので、致し方ないかも知れませんが、
容姿の方は身長はともかく、体重は色々な方法である程度は自分でも増減が出来るでしょう。
しかし、極端なダイエットで体重を落としたためにかえって冷え性になったという例も
決して少なくはありませんから、美容・容姿と冷え性は表裏一体のものだと注意しましょう。
※ここでのチェックシートはインターネットなどでの検索でも入手できるようですし、
かかりつけのお医者さんにも聞いてみて下さい。
はぴねす鍼灸接骨院では、冷え性改善・基礎体温向上の治療を行っています。
冷え性・基礎体温等でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
弥永