2016.09.09
自律神経タイプは体内の血の巡りに不可欠な自律神経がきちんと働かないために起きますが、
冷え性では最も代表的なタイプです。
特に男性よりは女性に多く見られ、生真面目でちょっとしたことにも
悩み易い人は自律神経のバランスを崩す傾向があり、
不規則な生活やストレスがその症状を顕著にします。
体を冷やさないことが冷え性対策の基本です。
それには寒い時には防寒が不可欠で、手足を温めるのには手袋やブーツが効果的です。
しかし、ヒールが高過ぎるブーツでは血の流れを悪くする場合がありますから貧血タイプの人は要注意です。
また、就寝時には自分にピッタリ合った寝具で眠ることが温まる基本で、
敷布団では背骨がまっすぐになるような堅さがあるもの、
掛け布団は体にピッタリして体にあまり圧力をかけない重さのものが良いでしょう。
枕は仰向けに寝たときに顎が少し下がり気味になるくらいの高さが良いとされています。
なお、靴下を履いて眠ると足裏の皮膚温が5度程度上がるので良いと言われていますが、
締め付けると逆に血行が悪くなるので貧血タイプの人にはお勧めできません。
次に、リラックス効果と保温効果が得られるのは入浴ですが、
最も効果的なのは40度位のぬるめのお湯にある程度時間をかけて入る方法だと言われています。
特に手足が冷える人は洗面器に熱めの湯を入れて15分ほど手首をつける方法や、
バケツに熱めの湯を入れて足首をつける足浴も効果があると言われていますが、
これには反対の説もあるようです。
それから、体を動かして血行を促進することも良いです。
本格的な運動で体を動かさなくても、通勤や外出の際に少しだけ体を動かすことに気を配れば良いのです。
エスカレーターではなく階段で上り下りするだけでも効果あります。
歩く時は背筋を伸ばして歩幅と呼吸を大きくするパワーウォーキングを実行し、
部屋で簡単なストレッチ運動をするだけでも効果があります。
さらに効果を高めたい場合はスポーツジムやはぴねすジムに通うとか、プールでの水泳が良いでしょう。
基本的に冷え性をすぐに改善する方法はありませんから、
このように日常生活で少しでも気を配って体を動かすことが大切なことで、
逆に言えば誰にでも改善することが出来るのです。
そして、冷え性の改善法には、ストレスをためないでリラックスすると言う精神的な面も大きいものですから、
リラックスできる環境を整えるようにしたいものです。
はぴねす鍼灸接骨院では、冷え性改善・基礎体温向上の治療を行っています。
冷え性・基礎体温等でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
弥永