2016.08.04
体の中の鉄分が不足するために冷え性になってしまう人はかなり居ます。
そして、鉄分が不足するのは無理なダイエットなどが原因となって起こることが多いと考えられます。↓
つまり行き過ぎた食事制限のために本来からだが必要とする鉄分が不足して貧血になり、
貧血のために冷え性になるのです。
体内の鉄分が不足して貧血になり易くなるということは、赤血球が正常値よりも少なくなっていることです。
赤血球は血液中でエネルギーの元である酸素を体中に運んでいますから、
赤血球が少なくなると十分な酸素を身体に運ぶことができなくなります。
その結果、体が疲れやすくなり、冷え性も起こりやすい体になってしまいます。
このように冷え性の原因としてあげられるのが鉄分の不足で、いわゆる鉄分不足タイプ冷え性です。
先にも述べましたが鉄分が不足する原因の多くはダイエットなどの行き過ぎた食事制限で、
多くの女性がダイエットをおこなっていますから、必然的に女性に冷え性が多くなると考えられます。
鉄分の不足は言い換えれば貧血ですが、貧血は血液中の赤血球が少ない状態のことです。
しかし、例えダイエットをしていない人でも、元来鉄分は食事では吸収率が悪いために不足しがちになります。
人体には鉄分の不足を補うために、常に鉄分が蓄えられていますが、
その蓄えられている鉄分までも無くなってしまった状態が鉄欠乏性貧血です。
そして、いわゆる貧血の約9割が鉄欠乏性貧血だと言われています。
どうして蓄えられていた鉄分が無くなるかと言いますと、女性の場合は生理があるためで、
生理で鉄分が失われて貧血になることは、女性の人は肌で感じることが出来るのではないでしょうか。
生理中に貧血で眩暈がしたりするのはまさしく鉄分が不足して
酸素を体内に送る酸素が欠乏する鉄欠乏性貧血なのです。
そして、このような現象は致し方ないとしても、
鉄分の不足や欠乏は冷え性という別の形で現われてくることを考えて、鉄分が豊富な食材、
例えばレバーやプルーン、緑黄色野菜などを積極的に食事に取り入れるようにして、
常に体内の鉄分が不足したり欠乏したりしないようにすることが、
冷え性を防ぎ、改善する手段の一つだと理解して下さい。
はぴねす鍼灸接骨院では、冷え性改善・基礎体温向上の治療を行っています。
冷え性・基礎体温等でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
弥永