2016.08.10
鉄分が不足するタイプの冷え性には、当然鉄分を口から摂取する対策がメインになります。
冷え性の方はまず食事での改善を考えましょう。
冷え性に効果がある食べ物は季節ごとに沢山あります。
毎回似たような食事を続けると飽きてしまいますから、
冷え性に効果のある色々な食べ物を食べ分けることで楽しく食事ができるでしょう
鉄分に限らず冷え性に効果のある食べ物を陽性の食べ物と言いますが、
陽性の食べ物は体を暖める効果があり、
習慣的に摂るように心がければ冷え性の改善につながります。
身体を暖める陽性の食物は寒い地方で採れる物や冬に採れる物が多いのが特徴です。
野菜類では、ごぼう、ニンジン、さつまいも、さといも、じゃがいも、ねぎの白い部分、
れんこん、タマネギ、にんにく、しょうが、らっきょう、とうがらし、ほうれん草、かぶなどがありますが、
なかでもしょうがは体を温める効果があるようです。
果物類ではクリや梅、りんご、桃などがありますし、切り干し大根や干し柿、その他干した果物、
干し椎茸など干したきのこ、干乾し魚も良いでしょう。
魚介類や肉類では、鯵、鰯、秋刀魚、鯖、鯛、鰤、あなごやうなぎなど、
沢山ありますし、牛肉、鶏肉、ラム肉に鴨肉があります。
海藻類では、わかめやこんぶ、ひじきも良いですし、調味料では味噌や醤油に酢、ソース、
その他酒粕や黒砂糖、チーズにヨーグルト、油ではゴマ油やコーン油があります。
こうして見ると殆どが鉄分不足タイプの冷え性に適した食べ物などですから調理には苦労しないでしょう。
しかし、食べ物はまだまだあります。
逆に冷え性の人がなるべく避けたい食物、すなわち陰性の食べ物のことも少し見てみましょう。
野菜類では、茄子やキュウリ、レタスなどは避けた方が良いようです。
果物類では西瓜やメロン、梨、みかん、キウィフルーツなどが陰性の食べ物のようで、
魚介類ではカキや赤貝が陰性の食べ物とされています。
また、冷え性に効果がある栄養素は、ビタミン6、ビタミン E、ビタミン Cで、
ビタミン E は血行を良くする働きと、体内のホルモン分泌を調整する働きがあると言われています。
ビタミン C は血液の主要な材料となる鉄分の吸収を促進して毛細血管の機能を保持する働きがあります。
はぴねす鍼灸接骨院では、冷え性改善・基礎体温向上の治療を行っています。
冷え性・基礎体温等でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
弥永