2015.02.24
症状
骨折は骨が完全に折れた状態や骨にヒビが入った状態、骨の一部が欠けてしまった状態等があり、骨折するとその部分の周辺に強い痛みと腫脹がみられます。
また、重度の場合には動かせなくなったり、変形がみられたりする場合もあります。
<主な症状>
患部の痛み・腫れ
可動制限
変形
骨の構造
人体の骨格は200余りの骨が連結して構成されています。
骨の表面は血管や神経が豊富に分布した線維性結合組織である骨膜により囲まれ、その中に、緻密質と海綿質と呼ばれる骨質、血液がつくられる骨髄が存在します。
また、骨はリモデリングという、古い骨を壊すための破骨細胞による骨吸収と、新たな骨を作るための骨芽細胞による骨形成を繰り返しながら、強く健康的な骨の状態を保っています。
主な原因
骨折は骨に力が加わることで発生します。
健康的な骨では大きな力がかからない限り骨折することはないのですが、骨粗鬆症などで骨が弱った状態にあるとちょっとした力でも骨折してしまうことがあります。
また、健康的な骨でも同じ場所に継続的に力が加わっていくと骨折してしまう場合があり、それを疲労骨折といいます。
その他、骨折にはいくつか種類があり、骨折した際に皮膚から骨が露出した状態のものを開放性骨折、骨が複雑に砕けたものを粉砕骨折と呼びます。
治療
治療方法は保存治療と手術治療があります。
骨折の状態によって治療方法は異なります。
転位が少なく安定している場合は、ギプスやシーネ等で固定する保存治療を行います。
転位が大きい場合は骨愈合が期待できないため、手術療法(観血的整復固定術)を行います。
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骨折の疑いがある時はお気軽にご相談下さい!