2015.03.23
私たち人間の体は水分で構成されている割合が思いのほか多く、成人であれば体重の約60パーセントが水分でできていると言われています。
日々の生活においては尿、便、汗などで水分が排出され、1日あたりに排出される水分量の合計というのが約2リットルから2.5リットルと考えられています。
では、毎日約2リットルから2.5リットルの水を飲めば良いのか?というとそうではなく、というのも、食物から摂取している水分や、体内で発生する【代謝水】もあるからです。
ちなみに、代謝水というのは摂取した食物の栄養素が代謝されて生じる水分のことです。
この食べ物や代謝水からの水分摂取量というのが、1日あたり1リットル前後ぐらいと考えられていますので、食事以外での飲料水から補給すべき1日の水分摂取量の目安というのは、約1.5リットル以上であると言えます。
ただ、食事内容の違いや運動量などをはじめとする生活習慣は人それぞれで異なり、食物や代謝水からの水分摂取量も違えば、排出される水分量も違うので、1.5リットルという水分摂取量はあくまでも平均的な目安と捉えておき、「よく汗をかいな・・・」と感じた時などは意識して水分補給をするなど、臨機応変に補給量を調整するのが良いと思います。
1日の水分摂取量で健康面や仕事面で違いが生じる!?
ある飲料メーカーが20代から30代の男女を対象に実施したマーケティング調査によると、1日に1.5リットル以上のミネラルウォーターを飲んでいる人は、1日に飲み物の摂取量が0.5リットル未満の人よりも、
「朝の目覚めが良い」 「自分の健康状態に満足している」
「仕事の効率が良い」
と感じている人が多い傾向にあるということが調査結果で分かったそうです。
体の代謝や 体調不良が有りましたらお気軽にご相談ください。