筑後市 羽犬塚 はぴねす鍼灸接骨院(整骨院)

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脊椎椎体圧迫骨折


2015.03.28

症状

若く健康な人に起こる脊椎椎体圧迫骨折は、強い外力等により脊椎の椎体部分が押しつぶされて骨折してしまう状態で、背中から腰部にかけて痛みが生じ、背中を曲げたり反らせたりといった体幹の動きを伴う様々な動作で痛みがあります。

骨粗しょう症がある場合は、大きな外傷がなくても骨折をきたすことがあり、痛みをほとんど感じないこともあります。

 

<主な症状>

背中に痛みがある

脊柱の変形

 

 

 

 

脊柱の構造

背中の骨である脊椎が柱状につながった状態を脊柱と呼びます。脊柱は7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎、仙骨、尾骨で構成されています。

頚椎、胸椎、腰椎の脊椎を形成する1つ1つの骨は椎骨と呼ばれます。

各椎骨は椎体と椎弓からなり、その間を脊髄が通っています。その部分は脊柱管と呼ばれます。

また、各椎骨の間には軟骨の一種である椎間板があります。

椎間板は、タイヤのゴムの様な形をした薄い軟骨が層になっている線維輪と、その中のゼリー状になった髄核で出来ています。椎間板は柔軟性があり、脊柱にかかる負荷や衝撃を緩和するクッションの役割を果たし、脊柱を前後左右に曲げる動作を滑らかにする働きがあります。

正常な脊柱は、前から見るとほぼ真っすぐな状態になっており、横からみると直線ではなく緩やかなS字カーブを描いています。このS字カーブは生理的弯曲と呼ばれています。

 

主な原因

脊椎の圧迫骨折は、転落等の強い外力により生じる外傷性のものと骨粗鬆症などの病気が起因となり骨折が起こるものがあります。

骨粗鬆症の場合には、骨が弱くなっているため、くしゃみや尻もちをつくなどの通常では骨折が生じない程の小さな外力でも椎体の圧迫骨折が生じます。

また、脊椎椎体圧迫骨折は下位胸椎から上位腰椎に発症しやすく椎体の後壁まで骨折が及ぶ場合には、神経への障害や脊髄損傷を生じることもあります。

治療方法

年齢や骨折の程度によって多少の違いはありますが、安静にしてギプスやコルセットを使用します。

脊柱管内に骨片が突出し、麻痺が生じている場合には手術が適応されることがあります。

 

はぴねす鍼灸接骨院では、早期回復が望める酸素カプセルや鍼灸治療を併用して治療を行います。

また、治癒後はリハビリトレーニングも行っています。

脊椎椎体圧迫骨折の疑いがある場合は、お気軽にご相談ください。


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