はぴねす鍼灸接骨院ブログ 鍼灸 の記事一覧
2021.12.23
今回は鍼灸の道具の中でも鍼についてご紹介します!
鍼治療では、通常0,14mm~0,20mm程度のきわめて細いステンレス製の鍼をツボに刺入します。
刺入するときは、管鍼法といって円形の金属あるいは合成樹脂製の筒を用いる方法か、筒を使わずに鍼を親指と人差し指でつまんで刺入する方法が用いられていますが、どちらもほとんど無痛に近いです。
ツボに刺入した鍼は、上下させたり回したり、振動させる等の一定の刺激を加えてすぐに抜く場合と、10分~15分ほど刺入したまま置いておく場合があります。筋肉のこりや痛み、血液循環の促進に効果があります。
他にも神経症状のある方は鍼に電気を流すパルス療法やツボに貼るシール、こりスポットがあります。こりスポットはツボや筋肉がこっている所に貼り筋肉の柔軟性を上げ循環をよくします。
※はぴねす鍼灸院では安心安全なディスポ鍼(使い捨ての鍼)を使用しています!
次回は灸についてご紹介します!
2021.12.22
今回は鍼灸師についてご紹介します!
鍼灸の施術を行うには国家資格が必要です。
教育機関で、知識、技術を習得し、さらに国家試験に合格しなければ資格を得ることができません。
また、外国の鍼灸師免許を持っていても、日本で鍼灸治療を行うことはできません。
東洋医学としての鍼灸は、地域医療や高齢者医療、スポーツ医療など新たな職域へと活躍の場が広がっています。
多様化するニーズに対応できる鍼灸師の育成のため、東洋医学はもちろん、西洋医学の基礎もしっかりと学ぶほか、
医療に携わる人としての知識や教養を身に付けるために学校附属の臨床施設において実習も行われています。
次回は鍼灸の道具についてご紹介します!
2021.12.21
今回は鍼灸の効果を紹介します!
鍼や灸で人間の身体に刺激を与えると、防御反応として脳内にモルヒネという痛みを和らげるホルモンが放出されます。
このホルモンが脳に伝える神経の流れを遮断し痛みを抑えます。
鍼灸が痛みを緩和する効果が高いのも、このメカニズムが働くからです。
また、神経を刺激して血行を促進することで痛みに対する効果だけでなく、自律神経に働きかけ、体内のバランスも整えてくれます。
次回は鍼灸師についてご紹介します!
2021.12.20
今回は鍼灸の基礎知識についてご紹介します!
1、鍼灸とは
一般的に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれ、
疾患や症状に適した経穴(ツボ)に細い鍼を刺入したり艾(もぐさ)を
置いて燃やしたり、身体に刺激を加えることで元々身体に
備わっている免疫力を高める治療法です。
2、経絡ってなに?
中国の考え方である東洋医学では自然界に存在するものすべてに「気」が宿っていると考えられています。
経絡は身体の内部にある内臓と体表を結ぶ通路のようなものです。
気血(エネルギー)は経絡によって筋肉、皮膚、組織を循環して、その機能を調節します。
つまり、経絡によって身体内部の異常が外部に出てくるため鍼灸治療をすることが可能になります。
3、ツボってなに?
なんとなくは知っているものの、どうしてツボを押さえると身体が軽く感じるのか?
それは東洋医学では、気血(エネルギー)は経絡を通り、全身の元気を司ると考えられています。
経絡が何らかの原因で滞ることで、病に至ると言われています。
滞った経絡を改善するために各所にあるツボに鍼や灸、指圧を施すことで、気血(エネルギー)の流れをスムーズにします。
気血(エネルギー)の流れがスムーズになることで身体が軽く感じることができるのです。
鍼灸には3000年以上の長い歴史があります。その中でツボの名称や位置に違いが生じてきましたが、
1989年に名称が、2006年の国際会議で361個のツボの位置が決まり統一されました。
次回は鍼灸の効果についてご紹介します!