筑後市 羽犬塚 はぴねす鍼灸接骨院(整骨院)

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貧血タイプの冷え性対策


2016.10.21

貧血タイプの冷え性では血管ではなく、血管を流れている血液に問題があります。
その代表的なものは鉄欠乏型の貧血です。

 

貧血になると体内の様々な器官に送られる血液中の酸素の量が不足するため、

 

きちんと栄養素が燃焼されないのです。

 

そのため、この貧血タイプでは手足だけではなく全身が冷えてしまいます。

 

全身が冷えてしまうことはただ事ではないのです。

 

酸素が足りない酸欠と同じことですから、極端に貧血が進行すると体は危険な状態になることがあります。

 

ここではっきりしておかなければならないのが、低血圧と貧血のことです。

 

低血圧と貧血はまったく違いますから、混同しないようにしましょう。

 

低血圧とは心臓が血液を送り出すポンプの力が弱いことで、貧血は血液中の赤血球が少ない状態のことです。

 

赤血球の中にヘモグロビンという成分があり、ヘモグロビンは体に必要な酸素を運ぶ役割を持っています。

 

人は呼吸で肺に新鮮な空気を取り込んでいますが、

 

呼吸の瞬間に肺の毛細血管の中でヘモグロビンが酸素と結合し、人体に不要な二酸化炭素を放出しています。

 

そして、血管に取り込まれた酸素は血液中の他の成分とともに体のすみずみに送られるのです。

 

また、胃で食べ物を消化し、腸で吸収することで体内に栄養分を取り込みますが、

 

その栄養分も血管を通って体中に送られています。

 

そして、酸素が体中の細胞でその栄養分をエネルギーに変換します。

 

貧血では体が酸欠の状態になっていますから栄養分をエネルギーに変えることができないので、

 

エネルギー不足の状態になってしまうのです。

 

血液を生産しているのは骨髄ですが、骨髄で赤血球は主に鉄分を材料に生産されます。

 

ですから鉄分が不足すると赤血球が思うように生産されず、貧血になってしまいます。

 

さらに、赤血球の生産に必要なビタミン類が不足すると悪性の貧血になります。

 

冷え性の原因で圧倒的に多いのが鉄欠乏性貧血と言われています。

 

貧血タイプ冷え性対策は、とにかく人体に吸収されにくい鉄分を様々な食物から少しでも多く摂ることと、

 

それをうまく吸収して骨髄が赤血球を沢山生産できるようにすることです。

 

レバー類や青魚や海藻類には鉄分が豊富に含まれています。

 

緑黄色野菜にも鉄分は多く含まれていますが、

 

吸収率が悪いので吸収を助けるビタミンCを必ず一緒にとるように心がけましょう。

 

 

 

はぴねす鍼灸接骨院では、冷え性改善・基礎体温向上の治療を行っています。
冷え性・基礎体温等でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

 

弥永


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