筑後市 羽犬塚 はぴねす鍼灸接骨院(整骨院)

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頚椎椎間板ヘルニア


2015.02.14

症状

頚椎椎間板ヘルニアは画像所見に基づく疾患名で、椎間板が突出しているものを椎間板ヘルニアと呼びます。 頚椎椎間板ヘルニアが脊髄や神経を圧迫すると、頚椎症性脊髄症や頚椎症性神経根症といった疾患を来すようになります。

<主な症状>

首や肩、腕に痛みやしびれがある。

握力が落ちる。

腕の感覚が鈍くなったりする。

手がうまく使えなくなる。

足がもつれる。

歩行が困難となる。

 

 

頚椎とは?

頚椎は脊椎上部の首部分にあたる骨で7個の椎骨からなり、頚椎の英名Cervicalの頭文字を取り、上からC1~C7とも呼ばれます。頭蓋骨につながる第1頚椎である環椎と第2頚椎である軸椎の間には環軸関節があり、頭部を回旋させる働きがあります。各椎骨は椎体と椎弓からなり、その間を脊髄が通っています。その部分は脊柱管と呼ばれます。

また、各椎骨の間には軟骨の一種である椎間板があります。椎間板は、タイヤのゴムの様な形をした薄い軟骨が層になっている線維輪と、その中のゼリー状になった髄核で出来ています。椎間板は柔軟性があり、脊柱にかかる負荷や衝撃を緩和するクッションの役割を果たしたり、脊柱を前後左右に曲げる動作を滑らかにする働きがあります。

 

 

主な原因

ヘルニアとは椎間板が変性し、突出している状態のことをいいます。椎間板周囲にある線維輪に亀裂が生じ内部の髄核が突出し、脊髄や神経根を圧迫することで、痛みやしびれといった症状が現れます。 椎間板ヘルニアは腰部で最も多くみられますが、頚椎でも起こりC5/C6、C6/C7の間に多く発生します。また、骨棘形成などの椎体変形を来している場合も多くあり、これらも相まって脊柱管などの狭窄を起こすことがあります。 要因としては、加齢や継続した運動負荷による変形により起こることがほとんどです。

治療方法

基本的に一旦変形してしまった頚椎はもとの形に戻すことは出来ません。 痛みを緩和させるための消炎鎮痛治療、筋力強化トレーニング・ストレッチなどの運動療法といった保存的治療を行います。 (脊髄や神経根を圧迫した場合の治療法は、頚椎症性脊髄症と頚椎症性神経根症を参照。)

 

はぴねす鍼灸接骨院では、早期回復が望める酸素カプセルや鍼灸治療を併用して行う場合があります。

また、治癒後はリハビリトレーニングも行っています。

頚椎椎間板ヘルニアの疑いがある場合は、お気軽にご相談ください。

 


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