2023.12.16
今回は中学時代日本ランキング上位の投擲選手で、現在高校生になり全国優勝を狙っている女子高生。
練習中ジャンプの着地時に足関節を内返しに捻り負傷。
レントゲンで異常はなかったが、ドクターからは三週間の安静と言われ来院されました。
今回は足関節捻挫の予防についてご紹介します!
〈原因〉
捻挫は、足首が正常な位置からずれてしまい、足首の靭帯が伸びたり、部分的に切れたり、完全に切れたりすることにつながります。
足首の捻挫の原因には、次のようなものがあります:
足首から落ちてねじれる、でこぼこした所でのウォーキングまたは運動、スポーツ中のアクシデント、ジャンプの着地時などがあります。
〈予防のトレーニング〉
・腓骨筋
腓骨筋はふくらはぎの外側に付いている筋肉で足部を曲げたり、外側にそらせたりする作用があるので、鍛えることで内返し捻挫の予防になります!
1、体操座りをするように両膝を曲げ、足をそろえて座ります。
両足の甲の部分をまとめてしばるようにトレーニングチューブを巻きます。
(トレーニングチューブがない場合は、弾力のある紐などで代用して構いません
2,両足関節が90度程度になるようにつま先を起こしたら、そこから両足のつま先を左右に離すようにいっぱいまで広げます。
広げてゆっくりと元に戻すという動きを10~20回繰り返します。
今回は足首の捻挫予防のトレーニングをご紹介しました!
スポーツ競技をしている方はもちろん、運動習慣のない方でも、歩いているときなど足首の捻挫をすることは多々あります。
今回ご紹介した足首のトレーニングを行うことで、捻挫の予防につながるので、ぜひ行ってみてください!!
入部