はぴねす鍼灸接骨院ブログ 女性疾患 の記事一覧
2018.01.30
体や体調を把握する目安といえば「体温」です。
現代では、平熱が35度台という事も多く、中には34度台と極端な
低体温の人もいるほどです。しかし、今36度台だとしても安心は
できません。
50年前の日本人の平均体温は36.89度でした。日本人の平均体温
は36.89度を基準にプラスマイナス0.34度だといわれています。
36度台でも前半なら低体温といえるのです。
現代人の平均体温が下がった原因のひとつには、筋肉量の減少が
あります。というのも、体温の4割は筋肉を動かすことで生じる熱
なのです。
そして、男性よりも女性がの方が筋肉量が少ないので女性に低体
温の方が増えています。
まずは、自分の体温を知ることから始めましょう。
2018.01.22
人の目は、加齢とともに焦点を合わせる「調節力」が低下します。
特に、遠視の人、眼鏡やコンタクトレンズの過矯正の人、老眼の人は、
近くの物を見るためにピントを合わせるために苦労しがちです。
ピント合わせを行なっているのが、レンズの役割をする水晶体の厚みを調節する
「毛様体筋」という筋肉です。
現代では、スマホやパソコンなどの画面を長時間見ることで目を酷使することにより、
疲労が蓄積し、眼精疲労を発症します。
●眼精疲労の症状●
目の疲れが激しい
眼が乾く
視力が落ちる(視力低下)
目が充血する
目が痛い・目の奥が痛い
肩こり・頭痛
目の痙攣(まぶたの痙攣)
眼のかすみ
吐き気・食欲不振
長時間 スマートフォンやパソコンなど見た後は目を休める事が大切です。
2018.01.15
更年期障害とは、ホルモンバランスの乱れが原因の身体的・精神的不調のことであり、
自律神経失調症の一つです。更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、
その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。
エストロゲンの分泌量が減ると、脳は盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、
卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。
しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、
エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。
そして、ホルモンバランスの乱れによって「体のほてり(ホットフラッシュ)」
「大量の汗(スウェッティング)」などの症状が現れます。
これが更年期障害ですが、更年期障害は、ホルモンバランスの乱れだけが原因ではありません。
更年期の時期は、子供の独立・夫の定年・親の介護など急激に生活のリズムが変わる時期でもあり、
生活のリズムの変化による精神的ストレスや家庭や職場でのストレスなども加わって、更年期障害が現れます。
また、最近では、30代ぐらいの更年期にはまだ早い年齢であるにもかかわらず、
更年期症状があらわれる「若年性更年期障害(プレ更年期)」が増えてきています。
更年期症状には、個人差があり、更年期を迎えてもほとんど気にならないほどの症状の人もいれば、
日常生活も満足にできない症状の人もいます。
この差は、若いころに行なった無理なダイエットや不規則な生活・食事によってホルモンバランスが
乱れていることが原因の一つであると考えられます。
更年期を安心して迎えるためにも、生活習慣を見直しましょう。
2018.01.09
頻尿の次のような症状で20代~60歳代女性の方が多数
- 幼少のころより頻尿でお困りの方
- 心因性頻尿(神経性頻尿)でお困りの方
- 膀胱炎をきっかけに頻尿や膀胱の辺りの不快感・残尿感を感じている方
- パニック障害・不安障害などで頻尿を感じている方
尿意の感覚を調整する鍼灸治療
頻尿の鍼灸治療は膀胱からの神経の活動の乱れを整えることを中心に治療します。
膀胱からの神経の活動が正常に整ってくると、頻繁に起きる尿意
の感覚が次第におさまり膀胱に溜められる尿の量が増えていく
為、排尿量が増え気持ち良くトイレをすることができるように
なっていきます。薬の副作用により、尿の出方が悪くなり残尿感
や不快感が気になる方にも効果的です。
膀胱からの尿意を伝える神経の興奮を鎮める
尿意の感覚・膀胱の感覚を調整し違和感・残尿感の改善
膀胱の尿を溜められる量を増やし、気持ち良い排尿を促す
膀胱の活動に関わる自律神経の働きを整える
冷え性・むくみやすいなどの体質を根本から改善する
2017.12.25
「低血糖」は血液中にあるグルコース(ブドウ糖)の値が異常に低い状態になっていることです。
そのときにみられるいろいろな症状のことを「低血糖症」といいます。
■どのくらい低くなったら低血糖?
通常、ヒトの体はおよそ70-110mg/dLの血糖値を維持しています。
食事をすると炭水化物がブドウ糖になって血中に放出されるので
血糖値は高くなりますが、それでも160mg/dL以下です。
この血糖の値が60mg/dL未満まで低下したときに「低血糖」といわれます。
なお、赤ちゃんの場合は、産まれてから48時間以内に30mg/dL以下になった場合が
あてはまります。
■血糖値が下がるとどうなるの?
脳などの中枢神経系は、動くための主なエネルギー源としてブドウ糖を利用しています。
ヒトの体内にはさまざまな仕組みがあって、
普段は血糖値が60mg/dLに低下するのを防いでいます。
しかしなにかのきっかけで血糖が下がって50mg/dL以下になると、
大脳を動かすためのエネルギーが足りなくなり、正常に動かなくなります。
中枢神経も動けなくなってダメージを受けるため、
身体の多くの器官の機能不全を引き起こします。
これらのことから精神症状や意識消失を引き起こし、
さまざまな障害を受け、ひどい場合は死に至ります。
■血糖値が下がると、かならず症状が起こるの?
血糖が60mg/dL未満になったから必ずさまざまな症状が現れるというわけではなく、
なにも症状を感じない場合もあります。
このことを「無自覚性低血糖」といいます。
自覚がないので、突然、意識を失って倒れたりすることもあります。
逆に、血糖が60mg/dL以上程度でも症状が現れる場合もあります。
正確な血糖値の数字で「低血糖症」を判断することはできませんが、
だいたいの目安として「60mg/dL未満が低血糖である」、と考えておけばよいでしょう。
軽度の低血糖・低血糖症の場合は
「すみやかに糖分を摂取する」ことですが、大切です。
重症の場合は、きちんと原因を治して繰り返し症状を起こさないように治療しましょう。